Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

今日もまた惰性で生きている

思い出したくないことを思い出してしまう日もある。

そんなときはきっと、思うがままに自分の心の中のわだかまりをそのまま出して、出して、そして明日また忘れられるまでいればいいのだと思う。

ていうか、それしかできない。

僕はいつの間にか、何事にも熱中できなくなっていた。

かつて僕が夢見たこと、かつて僕が描いた理想、かつて僕がなりたかった自分。そういうのをすべて忘れ、すべて投げ売って、欲しかったものが、そこにあった。

いまはもう、ない。

いまはもう、それが欲しかった僕っはいない。

それ以来、僕はずっと惰性で生きている。何事にも一歩引いて、どこか他人事のように周りを見る。自分の人生を歩み続けているのに、どこかどうでもよくて、最後まで頑張りきれなくて。そしてたまにそんな自分を自覚し、賢くなったのかバカになったのかわからないな、と思う。

僕はもう、頑張れないのかもしれない。そしてそのこともやっぱりどこか他人事のようで、現実感も危機感もあまりない自分がいる。

きっと今日はもう寝たほうがいい。