Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

高校生

定期的に長門有希ちゃんの消失を読まないと禁断症状が出るようになった. 禁断症状と言ってももののたとえで(当たり前だが), 実際に手が震えだしたり幻覚が見えたりするわけではない.

このブログの愛読者の方(いるのだろうか)は, 突然二カ月ほど前にハルヒにハマった僕の記事は記憶に新しいかもしれない. 実は僕が気に入ったのは 「涼宮ハルヒの憂鬱」 本編よりもそのリビルド*1の「長門有希ちゃんの消失」 なのだと思う.

hikaru515.hatenablog.com

記事を読み返してみると, 僕は深夜に {\LaTeX} を書きながら号泣していたらしい. うへぇ. 記憶にある.

ちなみに, アニメ DVD は購入していないが, 漫画の原作既刊は近所の本屋で大人買い *2 したので既に 1-8 巻まで読了済みである.

考え直してみると, 僕は青春と恋愛的なもの (うまく言えない) がすごく好きだ. スタジオジブリの作品で一番好きなのは 「コクリコ坂から」 だし, 前に記事にした 『ひるなかの流星』 もまぁその類であろう. 初めて自分で手に取った少女漫画は 『となりの怪物くん』 だったし, 好きなアニメは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」 である. なんか以前好きなものにあまり統一性がないと書いたけれど, この類のものは好きなようだ. これらの話の共通点は, 「高校生」 である.

僕自身は青春に特に劣等感 *3 も感じていないので, 「俺もこういう青春を歩みたかった!」 というような思いに浸ることはない. ただ, 高校生だから映える物語, あるいは学校だから生まれる制約を乗り越えたりする場面, あと多くの人の共感を得やすいといった側面がある. 青春ものの利点といえばそれくらいだろう. 例えば, 「長門有希ちゃん」 で 「部室でクリスマスパーティを開きたい!」 なんて話から始まるけれど, これは学校が舞台でないと意味をなさない.
しかしながら, 高校生は小・中学生ほど時間の制約がない *4 ので, 自由に活動させやすいのだろう. きっと.

うーん, そうか僕は高校を舞台にした話が好きなのかーという感じだ. あ, まったくオチはないです. ていうか, これで終わりです. この記事, ダメですね.

*1:原作の1巻のカバーにそのように書いてあるので, リメイクではなくリビルドと呼ぶ.

*2:まさか自分がするとは思っていなかった.

*3:俗語のコンプレックスを使うと数学の人は複素数を思い出すのだ.

*4:個人的な経験談としては, 高校の時のほうが学校にいる時間は長かったような気がするが, それはいなければならなかったわけではなく自主的に居ただけであるので, やはり高校生のほうが比較的時間に融通が利くと思う.