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Diary over Finite Fields

515ひかるが書き溜めたメモとコラムと雑記

羊たちの沈黙

映画 旧作映画レビュー

最近ハルヒやらなんやら, アニメ映画でしかも原作などを読んで知っている話を映画で観ていたことが多く, 知らない話を映画で見たいと考えていた. そんなときに目に留まった (正確には TSUTAYA さんで面起きしてあった) 映画, 「羊たちの沈黙」を鑑賞した. 今作は 1991年日本公開の映画らしい.

原作は小説らしいが今回は未読である.

端的に言えば, 面白いことには面白いのだが, こういう話って何を楽しめばいいのか, 何が面白いと表明すればいいのかがわからないというのが個人的な感想である. なんとなく, 爽快感はない「フェイスオフ」を見終わった感じといえば伝わりますか.

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伝わらない感じしかしない.
今回も例のごとく何も考えないで映画を見終えたその勢いで書いているのでその勢いで書こうと思う. 全くゴールが見えていない. いつものことだが.

あらすじ

世間では 'ビル' と呼ばれる殺人鬼がメディアを騒がせていた. 彼の犯行は一貫していて猟奇的でセンセーショナルなものだった. まず被害者は女性で, 殺害したのちその女性の皮膚の一部を剥ぐのだった. 三件もの事件を起こしたのち, FBI の訓練生で優秀な成績を収めていたクラリス (ジョディ・フォスター) は教員の命令を受け, 事件のヒントをつかもうと天才精神科医であるが '異常者' として猟奇連続殺人を犯し, 現在も服役中の男レクター博士(アンソニー・ホプキンス) と面談する. そんな中, クラリスとレクターの間には奇妙な関係が生まれ, 徐々に事件は解決へと進んでいく. そんな折, ある上院議員の娘が誘拐され…

感想

こわい

まず私はホラー映画的なものが苦手である. ていうかホラーがだめである. 大学祭りのお化け屋敷とか本気でビビるタイプである. ではなぜこの映画借りたのかといえば, 単にこれがサイコ・ホラーに分類される映画だと知らなかったというだけの話である.
随所に恐怖を煽る演出が含まれている. 僕はもう最初のクラリスとレクターの会話のシーンの時点でビビりまくっていたが, おそらく僕がもう少し鈍感ならもっと具体的にどのように怖さを演出説明できる気がするが, 僕にはその能力がない. あとなかなかに画像がグロい部分があるので苦手な人は注意した方がいいと思う.

カメラワーク

この映画, 時折(重要なシーンで) 一人称に視点になるシーンが多い. たとえば, (重要な) 会話の際にしゃべっている人の顔がドアップでうつる*1. なので, レクター博士と超至近距離で会話しているような感覚に陥るのだけれど, レクター博士は自由の身だと人を食らうのでもうそれだけで怖い. ガラスがあるとわかっていても怖い.
他にも一人称視点使っている部分はあるけれど, かなり特徴的なカメラワークなので面白いと思う. あともちろん最後の一人称も必見だ.

話の密度

かなり濃い話である. 2 時間でここまで盛り込んだという感じである. その分疲れる.
正直見終わったあとも本当に 2 時間とは信じられなかった. 2 時間半は楽しんだ気がしてならない.

総評

こわい.
かなりクラシカルな面白さがあるので, 王道が好きな人は見ておくべきではないかと思う.

*1:ここでアップになるジョディ・フォスターは本当に美人なので一見に値する