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Diary over Finite Fields

515ひかるが書き溜めたメモとコラムと雑記

劇場版涼宮ハルヒの消失を見た話

おそらくこれでハルヒ関連の感想記事は一段落つくことになると思うので, 不安な人は安心して欲しいし, 不安じゃない人は特に何も思わなくていい.

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原作は読了済, だから話はだいたい知っているのだけれど, それでもやはり魅力的な映画である. 最後のキョンの回想のシーンなんかは圧巻の一言である. 正直ハルヒシリーズの感想を書くのは個人的にも飽きが来ているので雑に感想を述べようと思う. 今回も真面目には書かない. ついでに言っておくと, 僕は面白いと思ったものは真面目に書く気になるのだけれど, 僕は自分が好きなものについて真面目に語ると自分のことをキモいと思う性質を持っているので, 真面目に書きたくないのだ. ネタバレあるかもしれないしないかもしれないので一応たたみます.

涼宮ハルヒの消失の意義

この映画は, というよりこの物語が涼宮ハルヒシリーズでも傑作たらしめている要素は 2 つあると思う. ひとつは, キョンというキャラクターが本当の意味で物語を作っていく仲間 (SOS 団の団員と言うべきか) になること. そしてもうひとつは, キョン長門有希との信頼関係の構築である. ライトノベルのシリーズでもあからさまな転換点であったが, 映画で見てより確信した次第.

端的に言えば, キョンが変わる話である. 言うなれば今まで実況をする一傍観者でしかなかったキョンという男が, 世界の平和を守るためのスーパーマンのような立ち位置に変わる作品, これが涼宮ハルヒの消失である.

そのため, 最大の見どころは, 髪が長いハルヒのポニーテールでも, ハルヒを好きな古泉の学ラン姿でも, キョンに恋する長門の小さいが明確な意思表示でもない. この作品の見どころは, キョンの心情描写にあり, そしてキョンは例えるならエヴァンゲリオン碇シンジのような立場に置かれる. (TV アニメ版 新世紀エヴァンゲリオン 第拾九話 男の戦い を思い出す)

以下, キョンの言動で見どころをいくつか.

他人と違うという恐怖

単純に考えれば, 今回のキョンの体験は尋常ではない. まず人が一人, それも多くの人の記憶から抹消される時点で異常なことである. その時点でも十分異常事態なのに消えたはずのやつが復活し, 誰しもが自分とは共感をしてくれない. そんな状態, 控えめに言って嫌である.

そしてこの際のキョンの行動があまりにも見事に描写されている. 見事なので一度ご覧に入れたい.

"会いたい"

俺は、ハルヒに会いたかった

このセリフを聴けるだけでこの映画は存在価値がある.

キョンの述壊

最後のシーン, すべての決意を固めるキョンの心情を, 絵とナレーションでよくここまで表現したなぁと思う. 若干抽象性高すぎるシーンもあったが許容範囲か.

感想

あとは雑に, 面倒になってきたので箇条書きにしようと思う.

  • 帰っちゃやだと袖をつかむ長門かわいい.
  • 髪が長いハルヒのほうが僕は好きです. (別にポニーテール好きじゃあないです.)
  • 笹の葉ラプソディ見ていないと意味わからないよね.
  • NaOH と HCl が仲いいかどうかを中和するから仲いいと判断する国木田くんてどうなのよ.
  • 部室のドアを開ける描写がすごく手が込んでいてすごいなと思う.
  • アニメ映画にしてはすごく長い. さすがはハルヒって感じだ.

これくらい. これでとりあえずもうハルヒについて書くのは一段落にしよう. 次なにかにハマったらまた感想を書きます.