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Diary over Finite Fields

515ひかるが書き溜めたメモとコラムと雑記

涼宮ハルヒの憂鬱

読書

今更ハルヒかと思われる方が多いかと思うが, 今更ハルヒである. 自覚はしている. しかし, 作品を楽しむのに流行りを追わなければならないというルールはない. 私は他人の評価にはあまり振り回されないで自分の価値観で作品を楽しみたいと常に考えているので, 余計な情報が入ってこない古い作品のほうが純粋に楽しめたりする. 流行りの作品はどうしても他人の評価を目にする機会が増え, 自分がそう思ったのかそれとも他人の言葉の反芻だったのかがわからなくなってしまう. 少なくとも私はそういうことがよくある.

本題に戻ろう. ハルヒだ. おそらく既に多くの人が指摘しているであろうが, (これは流行りを追わない人間の不利なところで, どうしようもない. ) この作品は恋愛青春ラブコメの皮を被ったただの SF 作品である.

もうこれ以上書くことがないのだけれどどうすればいいだろうか.

惰性で書き続けると, 結局, ライトノベルとは言うけれど, それは文体がライトなだけで本質はものすごく難しい. この作品が昔革命を起こしたというのは, 頷ける気もするが, 逆になんでこんな難しいものが革命を起こしたのだろうかという気持ちにもなった. 僕が中学生の時に読んだらきっと面白さは伝わらなかったに違いない. 今読んだからこそ面白いと断言できるが, 中学時代に面白いと言いながらこの作品を楽しめた同級生の彼らはひょっとして天才だったのではないかと思えるほどだ.

まだ原作の第 1 巻しか読んでいないのだけれど, 果てしなく疲れた. こんなものがあと 10 巻くらい刊行されているとか, それを読んでいる自分を想像するだけで気が滅入る. 時間はかからないだろうが精神の摩耗がすさまじい. それも "ライト" ゆえかもしれない.

なお私はライトノベルをおそらく中学生ぶり (つまりほぼほぼ 10 年ぶり) に読んだ. 読んだライトノベルの総冊数はたぶん 10 冊もいかない. しかしこの作品はなかなか楽しめたので, これだけでは根拠にならないけれどライトノベル好きでない人もこの作品楽しめるのではないかと思っている.

(キョンの口癖ではないが,) やれやれ, 久々にひとつの作品に金と時間を使わされそうだぜ…